IMG_3152
おひさしぶりです!
前回のアップから、あっという間に約一ヶ月たってしまいました。
3月から4月は、卒園・入園とあり、とてもそわそわ緊張の続く日々でした。
自分のことのように、気持ちがゆれうごくのも、とても良い経験です。

幼稚園での卒園式は、考えさせられることもありました。
毎日の送り迎えを通して、園での様子はみていたものの、
たまに口にする、こんなことがあっていやだった、という話。
年少から年中は、そんなになかったのですが、年長になって、そういったことが増えてきました。
わたしも、心が痛むこともありました。
きっと、みな成長して、感情も複雑になったり、子供なりに人間関係が出来て来たのだと思います。
でも、いつも気持ちを切り替えて、年下の子とあそんだり、
大好きな機織りをしたりと、それなりに充実していたように感じていました。
しかし、卒園式がおわって、帰宅したときに
「なかなか気が合う友達ができなくて、つらかった。
小学校であたらしい友達欲しいなぁ。」

きっと、そんなたいしたことではないと思います。
だれでも、そんなに気の合う友達に出会えるわけではない。
でも、親として、どこか子供に求めてしまっていたのかもしれなかったと反省しました。

「普通に」ほかのこと仲良くしてほしい
「普通に」園での生活をたのしんでほしい
「普通に」ほかのこと同じ様に行動してほしい

でも、普通ってなんでしょうか。

わたしは、子供に対して、個性を尊重することを良いと思う反面、
集団にはいったときには、協調性を求めていたことに気がつきました。

うちの娘は、よくも悪くも自由にのびのびしているようで、
実は、とても緊張をしたり、ひとみしりをしたりしてしまうようです。
家庭で見せる顔と、外での顔は違うのはあたりまえです。
それは、どの子もそうなように、いろんな面を持ち合わせていて、
一面だけが本来の姿ではなく、それぞれの面がくるくるとその姿を表して、その日その日違う。
気分の良い日もあれば、気分があまり良くない日もある。
お天気のようなものです。

だけど、自分のことではないので、どうしても、なにかを求めてしまう。
それは、この幼稚園の3年間をおえての、自分での反省です。

家庭でできることは、そのまんまの姿を受け入れることなのかもしれないです。
親の前では、ありのままの姿でいられるように。


初登校の日は、学校までついていってしまいました。
でも、二日目からは、一人でいきたいといい、元気よく家を出ました。

毎日、たのしかったといい、あしたもはやく学校へいきたいといっています。
それでも、またいつか、ちょっといきたくないなぁとか思う日もくるかもしれません。
そんなときは、
「普通に」行くのがあたりまえなんだよ、だけではない、
一緒にそのときを考えられそうです。

幼稚園での経験を通して、そういう気持ちになれたのではないかと思うと、
すこし苦かった卒園式の思い出もきっといつか感謝できるはず。


最近、刺繍もたのしんでいる彼女。
つくること、みること、おどること。
すきなことがたくさんあってたのしそうです。

IMG_3154